バカでもわかる初学者のためのマーケティング
タイトルの癖が強くて申し訳ございません。🙇
私自身マーケティングの用語って横文字ばかりなのでとてもわかりづらいと感じています。
マーケターを目指している人、マーケティングの勉強している人は共感してもらえると思います(笑)。
そこで今回は、マーケティング全般用語・WEBマーケティング用語について、
初めて聞いた人でもわかるように解説していきたいと思います。
(随時追加更新していきます)
マーケティング全般における用語
マーケティング
お客さんが自然と買いたくなる・使いたくなる状態を作り「商品やサービスを売れる仕組み」を作ることです。
そのために、市場の調査や戦略、広告による宣伝を行うための活動を行います。
デジタルマーケティング
インターネットやAI技術といったデジタルテクノロジーや、デジタル化されたデータを用いたマーケティング手法のことです。
WEBマーケティング
WebサイトやWEBサービスを活用したマーケティング手法のことです。
下の図のようにマーケティングの1つの手法として、デジタルマーケティングがあり、
デジタルマーケティングの1つの手法として、WEBマーケティングがあります。
この中にある用語については、あとで説明したいと思います。
ターゲティング
商品を買ってもらう顧客層を選んで、買ってもらうターゲットを絞りこむことをいいます。
例えば、20~30代の女性で主婦をしている。料理が好き。といった感じで、
ある程度大まかなに設定をします。
ペルソナ
ターゲティングによって選定したターゲットを実在する人物のように設定することです。ターゲティングよりもより深掘りした設定を行います。
例えば、
- 名前: 山田 加奈子
- 年齢: 27歳
- 性別: 女性
- 職業: 専業主婦
- 居住地: 東京都渋谷区
- 家族構成: 夫(30歳)、娘(2歳)の3人家族
- 趣味: 料理、家庭菜園、カフェ巡り
といった感じとなります。
カスタマージャーニー
顧客が商品やサービスをCMなどで知ってから購入するまでの流れのことをいいます。
具体的には、
- 認知(商品をCMなどの広告を通じて知る)
- 調査(商品について SNSやインターネットで調べる)
- 比較・検討(他の商品も見てどっちが良いかを考える)
- 購買(これに決めた!)
となります。
エンゲージメント
消費者が企業や商品やブランドに対して、愛情や信頼・思い入れを持つことで築かれる深い関係性のことです。
よく、
- マヨネーズはキューピーのマヨネーズじゃないとだめ!
といったことの論争が起きていますが、これはまさにその人がキューピーに対して高いエンゲージメントを持っていることになります。
ブランディング
商品やサービスのブランドを顧客にとって価値のあるものにし、市場における自社の商品や・サービスのポジション(立ち位置)を明確にすることです。
といったように、「〇〇といえばこの会社のこの商品」というイメージ付けをすることですね。
ブランディングを行うためには、商品のデザインやロゴマーク、キャッチフレーズ、広告やプロモーション(商品・サービスを購入してもらうための一連活動)などがあります。
ホワイトペーパー
白い紙ではありません。笑
ホワイトペーパーとは、企業がお客さんにとって役立つ、自分たちのサービス・商品の利点や長所をまとめた資料のことを指します。
WEBサイトに公開されているフォームを入力することでダウンロードすることができる資料などが該当します。
ホワイトペーパーによって、ユーザーにとって役立つ資料を提供する代わりに、自社の製品・サービスに興味や関心を持ち、購入する可能性があるユーザー(これを見込み客と言います)の情報を得ることができます。
マーケティングの指標(基準)に関する用語
マーケティングにはたくさんの指標があります。
似たような言葉が多いので、一つ一つ整理していきましょう。
KGI
KGIはKey Goal Indicator(読み方:キーゴールインジケータ)の略です。
日本語では「重要目標達成指標」と訳されます。
KGIは、企業がビジネスの最終目標を、数字によるデータ(定量的と言います)によって評価するための指標となります。
KPI
KPIはKey Performance Indicator (読み方:キーパフォーマンスインジケータ)の略です。
日本語では「重要業績評価指標」と訳されます。
KPIは、KGIで立てた最終目標に対し、目標を達成するための中間目標といった
イメージですかね。
KGIとKPIについて、ECサイトを例に例えると、
- 年間の売上(100万円)を設定します。これがKGIです。
- 売上を上げるための方法として、
- 顧客数
- 新規のお客さんを獲得
- 既存のお客さんがまたリピートして買ってくれる
- 顧客の単価
- 購入してくれる回数
- 商品の単価
- 顧客数
が該当するので、これらがKPIとなります。
今回は簡単な例ですが、実際にはKGIに対して、各部門で達成するためにさまざまなKPIが設定されています。
CTA
CTAはCall To Action(読み方:コールトゥーアクション)の略です。
日本語では「行動喚起」と略されます。
CTAは、WEBサイトに訪れたユーザーに対して、何らかの「具体的な行動を起こさせる」ための施策と言い換えることもできます。
例えば、WEBサイトで「資料を請求する」「無料ダウンロード」「問い合わせをする」といったボタンを見たことがありませんか?
これらのボタンはユーザーに行動を促すボタンのため、CTAとなります。
他にも、
- 購入
- 会員登録
- メルマガ登録
- 定期購読登録
- コメント記入
といった目的がある場合にも、CTAを考える必要があります。
広告運用で知っておきたい指標用語
広告が表示される回数
Impression
Impression(読み方:インプレッション)は、広告や記事のコンテンツ、SNSなどで投稿が表示された回数を示す指標です。
「imp」「imps」と略されることもあります。
最近では、Twitterでもインプレッションが見れるようになりました。
クリックに関する指標
Click
Click(読み方:クリック)はユーザーが広告をクリックした回数です。
そのままですね。
CTR
CTRはClick Through Rate(クリック・スルー・レート)の略です。
日本語ではクリック率と訳されます。
広告が表示された回数に対して、どれくらいクリックされているいるのかを表す指標です。
「Click(クリック数)÷Imp(インプレッション)」で算出することができます。
CPM
CPMはCost Per Mille(読み方:コスト・パー・ミル)の略です。
CPMはWEB広告が1,000回表示されるごとに発生する費用のことを指します。
広告が表示されることをインプレッションと呼ぶんでしたよね。
そのため、CPMは「インプレッション単価」とも呼ばれています。
CPC
CPCはCost Per Click(読み方:コスト・パー・クリック)の略です。
CPCはWEB広告が1クリックを獲得するためにかかる費用のことを指します。
クリック単価とも表現されます。
コンバージョンに関する指標
CV
CVはコンバージョンの略です。
コンバージョンとは、WEB上で達成したい成果のことを指します。
商品の購入や、会員登録、資料請求、問い合わせなどが挙げられます。
CVR
CVRはコンバージョン率の略です。
WEBサイトなどでクリックされた広告に対して、コンバージョンに至った割合を求める際に使用します。
「コンバージョン数÷クリック数×100」で算出することができます。
販売の促進を目的として広告を出している場合に、
その広告が実際何件購入に繋がったのかを数値化することで、広告の費用対効果を算出することができます。
アクセス解析に関する指標
セグメント
商品を購入した人を年齢・性別・職業などによって分類することです。
参照元
ユーザーが自社のメディアにアクセスした時に使用した検索エンジン(Google・ Yahoo!など)などのことを指します。Googleにて検索してアクセスした場合は、Googkeが参照元になりますし、Instagramからアクセスしてきた場合は、Instagramが参照元になります。
直帰率
まず直帰とは、ユーザーがサイトにアクセスしてきた(セッションと言います)際に、サイト内で1ページしか見ずにそのままサイトから出る、という行動を指します。
つまり直帰率とは、全体のセッションのうち何%が1ページしか見なかったかを表しています。
離脱率
離脱とは、ブラウザを閉じたり、外部サイトに移動したりすることで、ユーザーがサイトから離れてしまう行動を指します。
つまり離脱率とは、そのページを見たセッションのうち、そのページを最後に離脱してしまったセッションの割合を指します。